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ラボテストについて

人工芝を安心してご利用いただくために、安全であることの証明は不可欠です。そのためItalgreenの製品はFIFA(国際サッカー連盟)による検査を行い、ボールと人間(プレイヤー)の動作に対して、人工芝がどのように作用し影響を与えるか検証します。また、カケン(一般財団法人カケンテストセンター)による、人工芝がどのくらい衝撃を吸収・緩和できるか等の試験(HICテスト)も行います。Italgreenの人工芝はこの試験を全てクリアし、安全であることが証明されています。

以下より、この検査の概要を紹介します。

サッカー用人工芝の製品検査FIFA)
製品検査詳細・・・ボールとプレイヤーの地面への接触

 プレイに適しているフィールドであるかどうかは、以下の8項目の評価基準によって決められると言えます。そして、フィールドを最高の状態に保つためのメンテナンスによって、さらに価値の高いものとなります。

 

1.ボールの垂直反発高さ
(ボールと地面の相互作用)

数値が高いほどボールが高く跳ね返る。ボールの跳ね具合が高すぎても低すぎてもいけない。

2.ボールのバウンド時の速度

(ボールと地面の相互作用)

ボールが斜めからバウンドする時、地面の硬さと芝の繊維によるボールへの抵抗が起きている。地面が硬く繊維の摩擦力が低い、またはどちらかの状態の時にバウンドの速度が高まる。

3.ボールの回転数/回転速度
(ボールと地面の相互作用)

この数値が高いほど、ボールの回転速度が高いことを示す。ボールは回転しすぎてもしなさ過ぎてもいけない。

 

4.回転抵抗
(プレイヤーと地面の相互作用)

プレイヤーが方向転換をした際にかかる負荷を測定する。強い負荷やストレスは、膝の靭帯損傷の原因となる。軽い負荷でも、グリップ(摩擦)がうまくいかないと滑りやすくなり靭帯損傷につながる。

5.衝撃吸収性
(プレイヤーと地面の相互作用)

プレイヤーにとって地面がどのくらい硬いかという指標である。数値が低すぎると、疲労の増大や必要以上の負荷による負傷につながる。

6.垂直方向変形
(プレイヤーと地面の相互作用)

変形しやすい地面は、靭帯を酷使することにつながる。特に足首に負担がかかる。

7-1.線形摩擦によるスタッドの減速値
(プレイヤーと地面の相互作用)

プレイヤーが足を止めた際の急な減速により、足首に負担がかかりやすくなる。この数値が高すぎると、足首のケガのリスクも高まる。

7-2.線形摩擦によるスタッドの滑り値
(プレイヤーと地面の相互作用)

プレイヤーは臨機応変に加速や減速をする必要がある。そのために地面をしっかりと踏みつける必要があるが、負荷のかけすぎはケガにつながる。踏みつけが甘いと滑るため、確実な加速や減速に対応できない。

 


各種認定、試験内容について

Italgreen Turfは、様々な試験を実施し、各種認定を取得しています。ここでは、重要な検査の一つである、衝撃吸収性について掲載します。

 

衝撃吸収実験について

衝撃吸収性を評価する代表的な試験方法として、EN1177(HIC値)、EN14808AAA methodがあります。これら3つの試験は、試験方法や数値の表示の仕方がそれぞれ異なる場合もありますが、試験結果の衝撃吸収性のレベルは同じです。安全証明としても、いずれも同等の価値があると言えます。

また、これらの試験方法は、以下のような各種スポーツ団体で採用されています。


試験方法

採用されている主な団体*

EN1177

IRB(国際ラグビー評議会)

EN14808

FIH(国際ホッケー連盟)
IAAF(国際陸上競技連盟)
JFA(日本サッカー協会)
JRFU(日本ラグビーフットボール協会)
JHA(日本ホッケー協会)

AAA method

FIFA(国際サッカー連盟)
IRB(国際ラグビー評議会)

 

*2012年より更新なし
HIC装置①.png



EN1177について

EN1177は、HIC(Head Injury Criterionの略)で、落下を原因とする頭部障害基準値の測定によって、臨界高さ(危険落下高さ/限界安全高さ)を求める試験です。HIC値が1000未満であれば、落下の際に脳に深刻なダメージがないとされています。HIC装置②.png【試験方法】
直径160mm、質量 4.6kgの半球状のヘッドモデルを任意の高さから落下させ、時間/加速度の落ち方から公式によって、HIC値を計算します。落下高さを上げながら、HIC=1000を超える高さまで試験を実施し、HIC=1000に相当する危険落下高さ(メー
トル)を求めます。

 



EN14808
について

EN14808は、表面上に落下する物体の衝撃を低減する能力を測定します。

【試験方法】
表層面に置いたバネ上に、質量 20kgの錘(おもり)を55mmの高さから落下させ、表層面にかかる最大の力を記録します。この力に対して、コンクリート面で同様に測定した最大の力との減少の割合から、衝撃吸収性(%)を求めます。
HIC説明.png各種スポーツ団体では、各競技で使用する表層面の特性に応じて、以下のような基準値を設けています。

 

FIH

40-65%

IAAF

35-50%

JFA

50%以上

JRFU

50%以上

JHA

40-65%

 

FIBA

min.50%(Level 1, permanent wooden flooring)
min.40%(Level 1, mobile wooden flooring)
25-40%(Level 2 and 3, permanent synthetic flooring)

 


 

AAA methodについて

 AAA methodは、EN 14808の進化型の試験方法です。EN 14808の試験機は、通称Artificial Athleteと呼ばれていることから、進化型(Advanced)という意味で、Advanced Artificial Athlete の頭文字をとって、AAA(Triple A)と呼ばれています。このことから、今まで紹介してきた3つの試験の中で、一番評価が高いとされています。FIFAやIRBは、以前は EN 14808を採用していましたが、FIFAは2012年1月から、IRBは2011年3月からAAA methodを採用しています。現在、EN 14808を採用している各団体も、AAA methodへと徐々に試験方法を変更していく可能性があります。
落下時の加速具合.png【試験方法】
試験機にバネが取り付けられている質量20㎏の錘を、55㎜の高さから落下させ、落下の瞬間から表層面に衝撃を与えるまでの加速度を記録します。この力の割合と、基準の力(理論上、コンクリート面にかかる力)から、衝撃吸収性(%)を求めます。

 

 AAA methodの各種スポーツ団体の基準値は以下の通りです。

FIFA

60-70% (2スター)、55-70% (1スター)*

IRB

55-70%

 

*FIFAは人工芝ピッチの2つのカテゴリーがあり、2スターはプロ向け、1スターは一般向けのカテゴリーです。
HIC装置③.png