Q&A
人工芝についてよくある質問
「人工芝を敷いてみたいけど、手入れは楽なの?」「長持ちするのかしら?」
などといった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
このページでは、人工芝に関するよくあるご質問と回答をまとめています。
人工芝についてみなさまが抱える疑問や不安を解消し、安心してご検討いただけるようサポートいたします。
お知りになりたい情報が見つからない場合は、お気軽にお問い合わせください。
(このページはQ&Aのブログ投稿をまとめたものになります)
Q: 人工芝に充填材を入れるのは何故ですか?
A:
お客様によく聞かれる質問の一つに「人工芝に充填材って必要なのですか?」というものがあります。
弊社が使用している充填材は、ココヤシ繊維を主原料としており、一見、土や肥料のように見えるため、余計そのように思われるのかもしれません。
一部充填材が不要なタイプの人工芝もありますが、ほとんどの人工芝にとって充填材には重要な役割があります。
充填材の役割を簡単にご説明します。
①人工芝のパイルが倒れにくくなる
人工芝のみですと、何度も踏むうちに、芝が横に倒れてしまいます。
充填材をまんべんなくしっかり充填することで、芝が根本から支えられる為倒れにくく、天然芝に近い状態を維持できます。
②人工芝の耐久性を上げる
充填材を使用することで、パイルや基布が保護され、人工芝が長持ちします。
③衝撃を吸収してくれる
充填材がクッションの役割をし、衝撃を吸収してくれるので、足腰への負担が軽減します。
さらに、弊社の充填材Geofill(ジオフィル)は、芝の表面温度の上昇を抑制します
Geofillは、100%天然素材で作られている為、真夏の炎天下においても、人工芝の表面温度の上昇を天然芝同等に抑える働きをします。
Q: 人工芝はお手入れが大変ではないですか?
A:
天然芝と違い芝刈りや除草剤を撒いたりする手間がないので、施工させていただいたお客様からは、とても楽になったとお喜びの声を頂いております。
普段のお手入れは、ゴミや落ち葉があれば竹ぼうきやレーキなどで掃いたり、汚れたら雑巾やモップ等で拭き取ったりしていただく程度です。
ただ油汚れには弱いため、油が付いた場合はすぐに拭き取っていただき、中性洗剤で油を除去してください。
熱にも弱いので熱湯は使わず、水かぬるま湯をお使いください。
また、人工芝は本来は虫を寄せ付けにくいのですが、落ち葉やゴミ、汚れなどが溜まりますと虫が発生する原因にもなります。
虫の予防の意味でも定期的にお掃除をしていただくことをおすすめします。
今回はお庭の人工芝のお手入れについてご説明しましたが、スポーツ用人工芝はメンテナンスが異なります。
スポーツ用につきましては、メンテナンスのページをご覧ください。
Q: 人工芝は水はけは良いのでしょうか?
A:
結論から申し上げますと水はけは良いです。
但し、下地から正しく施工していただくことが前提となります。
弊社の人工芝には水はけを良くする為の透水穴があいています。
人工芝の下に防草シートを敷設する場合、防草シートも透水性があるものを使用することにより水はけはさらに良くなります。
また、雨によって充填材が流出したり、流出した充填材が排水口に溜まって詰まらせるのではないかと心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、弊社の充填材 Geofill(ジオフィル)は、よほどのことがない限り流出することはほとんどありません。
こういったものが溜まると透水穴を塞ぐ原因になり、結果的に排水が悪くなってしまいます。
定期的に掃除をしていただくことで、排水性だけでなく、美観も保て、人工芝そのものも長くお使いいただけます。
人工芝や充填材については各ページにも詳しく紹介しておりますのでぜひご覧ください。
Q: 人工芝は何年持ちますか?
A:
一般的には5~10年と言われていますが、品質はもちろん、用途や使用頻度などによっても変わってきます。
弊社は厳選した高品質な人工芝を取り扱っておりますので、景観用ですと環境や利用状況によっては半永久的にご使用いただくことも可能です。
ただし、汚れたままの状態にしておくと劣化や排水性低下の原因にもなりますので、長くお使いいただくためにも、ゴミや油汚れ等の汚れはその都度取り除き、定期的にお掃除をしていただくことをお勧めしています。
お手入れにつきましては、別のQ&Aでも紹介していますので、ぜひご覧ください。
Q: 人工芝の上に重たいものを置いても良いですか?
A:
人工芝の上に重たいものを長期間置くことはおすすめしません。
その理由と対処法について詳しくご説明します。
パイルが寝たままになってしまい、立ち上がりが悪くなるからです。
人工芝は、パイルが直立することで、天然芝のようなふかふかした感触とリアルな見た目を生み出しています。
しかし、その上にプランターや椅子・テーブル、子ども用プールなど、特定の重たい物を長期間置き続けると、以下の問題が発生します。
パイルが寝たまま元に戻らなくなる
重みがかかった部分のパイルは押しつぶされ、横に寝た状態になります。
物が置かれている時間が長ければ長いほど、その状態が「癖」になってしまい、物を動かした後もパイルが立ち上がりにくくなります。
ひどい場合は完全に潰れてしまい、その部分だけがペタンコになった跡が残ってしまいます。
これは人工芝の美観を損なう大きな原因となります。
対処法:
時々場所を変えることが有効です。
「人工芝の上には絶対に物を置いてはいけない」というわけではありません。
短期間であれば問題ないことがほとんどです。
もし長期間にわたって重たい物を設置したい場合は、定期的にその物の位置を少しずらしたり、向きを変えたりすることが非常に有効です。これにより、常に同じ場所に負荷がかかり続けることを防ぎ、パイルのダメージを軽減できます。
また、パイルが寝てしまったと感じたら、熊手やブラシで優しく逆立てるようにブラッシングすると、ある程度の回復が見込めます。
天然芝でも同じです
これは人工芝特有の問題ではなく、実は天然芝でも同じことが言えます。
天然芝の上に重たい物を長期間置けば、日光が当たらなくなり、芝生が枯れて変色したり、重みで土が固まって生育不良を起こしたりします。
どちらの芝生も、美しい状態を保つためには、定期的なメンテナンスと心くばりが大切です。
人工芝についてお聞きになりたいことがありましたら、お気軽にお問い合わせください!